2004年ニートブーム_5・17を忘れるな

今になって考えてみれば、2004年5月17日付けの「働かない若者「ニート」、10年で1.6倍 就職意欲なく親に“寄生”」という産経新聞の一面記事がきっかけだったなあ。同日、翌日の各ブログでは、この話題が大きく取りあげられた(たとえば、ここここここここここなど)。私もid:hikilink:20040518#p1で軽く触れている。その直後、6月4日にフジテレビの朝のワイドショー「とくダネ」で、ニートとされた「24歳の男性」が「働いたら負けだと思っている」と発言した、いわゆる「ニート君」事件(やらせでは?との疑惑有り)が起きた。8月末にそのキャプチャ画像がウェブ上を出回り、ニートという言葉がウェブのスラングとして一気に普及した(ニート君コラ、ニートルズなど)。そのようなサブカル的動きと同時に、厚生労働省による「若者人間力強化プロジェクト」231億円要求(来年度予算)や「若者自立・挑戦戦略会議」の動きがあったことは興味深い(厚労省の予算要求についてはid:kanryo:20041121#p1に詳しい)。この背景には保守系政治家やロビイストの動きがあったわけだけれども(詳細についてはまだわかりませんが、ブームの本当の機動力はこちらだと思います)。つづく。

(2017/3/6追記)
2004年に書いたこの記事は的外れだったかなと思っています。記事は削除せずあえて残します。