メイド喫茶の風俗化

[メイド]メイド喫茶の風俗化

 今日は急に大学が休みになってしまったので、難波に行った。街は阪神優勝の余韻を残しており、平日にもかかわらず人でごったがえしていた。人の波に酔ってしまいそうだった。私は服を少しだけ見て、すぐに日本橋電気街へ向かった。雨が降っていたので歩きづらかった。日本橋も買い物客は多く、違法コピーの露店も繁盛しているようだった。

 ところで現在、大阪日本橋には、10店舗のメイド喫茶コスプレ喫茶を含む)がある。すべて一般の喫茶店と同じ業務形態を取っているのだけれど、一部の店舗では特別なオプションサービスが用意されている。たとえば、写真をいっしょに撮る(2枚500円)、料理の最初の一口をあーんしてもらえる、10分間メイドさんを独占できる(10分2000円)などのサービスが存在する。いずれもメイド喫茶らしいサービスだ。でも、独占に関しては、お金で会話を買うという、喫茶店よりもキャバクラに近いサービスである。

 このような、メイド喫茶の風俗化の現象は、すでに東京で顕著に見られている。東京の電気街ではメイドキャバクラが人気だと言う。また、メイド服の女性が働く、バー、居酒屋、パチスロ、美容室、リラクゼーションなどもあるそうだ。先日、秋葉原に行ったときには、多くのメイド服の女性が道路でチラシ配りをしており、メイド喫茶文化が大衆化していると感じた(メイドブーム)。

 そして、大阪でもメイド喫茶が風俗化しつつある。日本橋の南に、メイドキャバクラがあるのだが、同じビルにメイドリラクゼーションがオープンしていた(05.10.1〓)。営業形態や料金は基本的に女性向けリラクゼーション店と同じなのだけれど、スタッフがメイド服の女性であること、1050円の指名料を払えば好きなメイドさんにマッサージしてもらえること、など独特のサービスが用意されている。リラクゼーションの形態を掲げているものの、事実上「ソフトな風俗」である。

 もともとメイド喫茶はただの喫茶店であったはずなのだけれど、メイドブームが加熱するにつれて、メイドが風俗化してしまった。現代日本では、女性を商品とする文化が一般的であるから、自然な流れだとは思うけれど、なんだか腑に落ちない。これらのメイド関連店舗がどのように変化していくのか、今後の動向に注目したいと思う。

 さて、私は日本橋をずっと南に進んで、新世界と釜が崎に行った。新世界は通天閣を中心とする観光地(?)であり、釜が崎は日本を代表するドヤ街である。どちらも興味深かった。この話は次回。