[メイド]メイド喫茶で使う名前について

メイド喫茶では、客は本名を使わない。「ご主人様・お嬢様」としての名前、ニックネームを使う。ポイントカードを作る時や「落書き」付きのチェキ*1を注文した時も、「ご主人様のお名前、ニックネームを教えて頂けますか」などと言われる。客は「じゃあ、『りゅう』で」などと名乗る*2。 ポイントカード発行の時に、ニックネーム以外の個人情報を書くことは稀である。店舗によってはメルマガ用のメアド、予約用の電話番号を書くことがあるかもしれない。でも、住所、氏名、年齢、職業といった個人情報は求められない。店も欲しがってないし、客も渡す理由がない。
一方でホールスタッフ、すなわち「メイドさん」も本名を使うことはない。水商売の源氏名と地下アイドルの芸名を足して2で割ったような名前になることが多い。名字なしで「みりん」「りさ」「えい」「ねむ」「もが」「ピンキー」みたいな感じのものが多い*3
したがって、メイド喫茶でのメイドさんとご主人様・お嬢様は、仮名で呼び合う関係になる。常連で仲のいいご主人様・お嬢様同士も仮名で呼び合うので、アノニマスな空間ができあがる。これはメイド喫茶の大きな魅力だと思う。
ただし、ご主人様・お嬢様の名前がかぶってしまうことがあるという問題がある。「大阪市浪速区の五条龍司さん」であれば追跡可能だが、「りゅう」という名前のご主人様は既に複数いるかもしれないし、別の「りゅう」さんが来店するかもしれない。
これは大きな店舗だと日常的に発生している問題じゃないかな。僕は実際には「五条」と名乗っている。今のところかぶったことはない、多分。メイド喫茶デビューする人は、あらかじめ自分の名前を考えておくとよいかもしれない。「りゅうぴょん」くらいひねった名前ならかぶらない。もちろん、常連になれば「りゅう」程度のよくある名前でも覚えてもらえる。ホールの裏で「ロリコンのりゅうさん」「百合好きのりゅうさん」と識別される可能性はあるけれどね(個人的には本望)。

*1:メイドさんとのチェキ(インスタントカメラ)撮影のサービスを提供していることが多い。これにメイドさんが「落書き」と称して、サインや簡単なメッセージを書いてくれる

*2:メイド喫茶初心者は突然ニックネームを尋ねられてとまどってしまう。そのため、「じゃあ……○○で」と答える

*3:実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません